TRPGについて偉そうに語るブログ

雑記、TRPGについての徒然なるコラム
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【2009.01.02 Friday 】 author : スポンサードリンク | - | - | - |
一本のダガー
 昔話をしよう。

 それは、今から6年ほど前。私が大学に入りたての頃。以前、高校受験の参考書を探しに近所の図書館へ行った時、ソードワールドのリプレイを発見して読んでいた私は、サークル紹介誌でTRPG研を探した。そして、新人歓迎会にすぐに乗り込み、サークルへと入った。
 新人歓迎会での初セッションは私にとって非常に衝撃的だった。今までコンピューターRPGを多くやっていた私には、1回の、しかもゴブリン並みの雑魚と戦うだけでも頭を使い、魔法の達成値をたった1上げるのに消費を倍払うなんて行為は信じがたいものだった。DQやFFでは「たたかう」コマンドを連打していればそのうち終わるような戦闘しかしていなかったからだ。最初はルールもわからず、先輩やGMの言うことを必死に聞き、理解し、実践した。初めてのキャラクターは知力21の蛮族でシャーマンだった。リプレイの某シャーマンのごとく、スネアが大好きだった。

 これがきっかけで、私はこの面倒くさい(あるいは厄介な)TRPGという代物に触れ、はまり込んでいった。
 古本屋を巡り、TRPG関連の文庫をしらみつぶしに探し、買い漁った。ソードワールドやガープスのルール、リプレイはもちろん、「ベルファール魔法学園」などという今見ると「……」な代物も買った。今では「ガープス・リングドリーム」と共に仲良く押入れに眠っている。
 ある時、いつものごとく古本屋で文庫を漁っていると、TRPGで扱われる世界での常識が書かれた本を見つけた。冒険者の一般的な地位とか、ファンタジー世界での生活等が書かれた文庫本である。
 私はこの本の中で、「冒険者はたとえ戦闘で使わなくてもダガーを一本常に持ち歩いている」という記述を見つけた。理由は簡単で、冒険者は野宿の機会が多いため、ダガーがあれば様々な用途に使用できるからだ。食材を切ったり、丈夫な蔦を切ってロープ代わりにしたり、木を削ったり、穴を掘ったり……それこそ、ダガーの1本もないと野宿すら不自由してしまうほどだ。
 この記事を読んで以来、私のキャラクターは常にダガーを一本持ち歩くようになった。それが例え筋力一桁のシャーマンであろうと、生粋のソーサラーであろうと、だ。今でも、ソードワールドやガープスをプレイする際には必ず持ち歩かせている。
 ダガーは安いとはいえ、実際のゲーム内で活躍することは皆無に等しい。言ってみれば、「データ的に無駄」な代物だ。それでも私はダガーを持たせることをやめなかった。
 なぜか?それは、私がこの「1本のダガー」に「キャラクターが仮想のものとはいえ世界の中で生きている」という実感を強く感じるからだ。
 戦闘で派手な攻撃を行う、巧みな交渉術で相手を納得させる、心に響く台詞を言う……どれもその瞬間、キャラクター達は輝いて見える。しかし私は、キャラクター達も生きている場所があり、生活に必要な行動は取るし、たとえ日の目を見なくても生活に必要なものも持っているということを忘れないようにしている。まぁ、キャラクターが人ではなかったり、完全なイロモノとして作成した場合はちょっとそのことを忘れたりするのだけれど。

 最近は、キャラクターの日常や目立たない所を意識することは殆どなく、目立つ部分ばかりを強調して見せていることが多いのだけれど、見えない部分にもそれなりの理由があるということを忘れてはいけないなと思う。
【2005.11.23 Wednesday 15:36】 author : Nene-Key | TRPG | comments(0) | trackbacks(0) |
Say Hello to Black Hound
 日曜に「Say Hello to Black Hound」を遊んできました。
 詳しい内容はネタバレを防ぐために触れませんが、ブラックハウンドの正義のありかたを問う、問題提起型のアクトでした。洗練されたシーンと台詞の連続。これ以上ないという程わかりやすいのに、非常に考えさせられるテーマ。そして無理のないスマートなストーリー進行……かなりの良シナリオでした。
 私はカブト枠で参加したんですが、アクトが終わって、恥ずかしながらシナリオの作者とPC1のPLに嫉妬してしまいました。こんなシナリオつくりてぇぇーってのと、PC1で参加しとけばよかったくわぁぁぁという思いが私をこんなにはしたなく(ダマレ
(前にクグツの企業倫理と人としての倫理を問うシナリオを組もうとして、いつのまにか母子の人情モノになってしまった過去がある)
 んで、シナリオをプレイしたんで中身を見てみたんですが、シナリオの記述が非常に見やすい。特に、キーワードのリンクが明確なのと、出た情報をチェックできる欄があって、とてもRLライクなフォーマットだと思いました。私もN◎VAのシナリオ用フォーマットを持っているんですが、インスパイアもといちょっと拝借しちゃおうかしら……と思ってしまいましたゴメンナサイ。でも多分ぱくりまs(ry

 時間の関係で「ワードライフ」はプレイできませんでしたが、有意義な日曜でした。
【2005.11.15 Tuesday 01:54】 author : Nene-Key | TRPG | comments(0) | trackbacks(0) |
リ☆インフォースとロータスシティをてにいれたぞ
 どうも、最近雑記ばかりでコラムを書いてやがらねぇNene-Keyです。
 仕事帰りに秋葉原のYSに寄ってアリアンロッドのサプリメント「リインフォース」と、ロータスシティ目当てに「RPGamer」を購入してきました。その後飲み会だったので、帰りの電車でロータスシティを読んだだけなんですが。
 ほんとはAの魔方陣も欲しかったんですが、収録されているアルファシステムサーガは売り切れてました。がっくり。

■ロータスシティ
 システムは、まずカードを選んでキャラクターを作成します。シナリオも事件カードで決定していきます。現在起こっている事件と、次に起こる事件を引いてそれを肉付けしていくわけです。
 PC達は、予め用意されているコマンド(全100種類)から行動を選び、演出します。この演出の出来をGM採点します。この採点は高いほど判定に有利になります。判定でよい結果であるほど高い達成値を獲得できます。
 事件カードに設定された目標値から達成値を引いていき、0になったらそのイベントを解決していき、シナリオを進めていくという方式です。
 詳しくは公開されているリプレイを読めばわかると思います。これはデザイナーである芝村裕吏氏が自らGMでプレイしているものらしいです。
 他にもリプレイがあったので色々読んでみたのですが、システムは簡易なのになかなかに面白いシナリオができること。GMとの密なコミュニケーションによってゲームが進んでいくことがよくわかります。なんだか、最近小手先の技術とかデータを詰めることとか変に凝ったシナリオ考えててできねーとかばっか考えてて、まだ初心者だったころの忘れてしまっていた何かを思い出させてくれたような気がしました。
 それと、カードからシナリオをその場で作る形式なので、GMをやるとアドリブ力(ぢから)がつくかなぁなんて思ってみたり。
 1時間でもできる軽いシステムのようなので、空き時間があったら是非ともやってみたいシステムです。

■リインフォース
 殆ど読んでませんゴメンナサイ。今回はデータも満載のようです。
ポメロキング萌え。

■その他
 日曜にプレイする「ワードライフ(IBSS)」用のキャストを作ったら経験点が125点飛びました。アホですか私。PL経験点残り16点……稼がないと。同じ日に「Say Hello to Black Hound(SSSS)」もPLとしてプレイできるので先週からワクワクしてたまりません。アクト終わったら中身も読めるので、いい勉強させてもらおうと思ってます。合宿でRLもするかー。夢は広がる。
【2005.11.11 Friday 01:23】 author : Nene-Key | 雑記 | comments(1) | trackbacks(1) |
キャンペーンっていいよね
 こんにちは。三下プレイが大好きなNene-Keyですヒャッハァ!

 あまりに仕事が暇だったので、我が心の師匠(イロモノ担当)である田中天様のブログ「天日録」を読みふけっておりました。
 そこにはアリアンロッドの戦記モノキャンペーンが。
なんだか、オラわくわくしてきt(削除)
既に30近くのセッションが行われている壮大なキャンペーンのようです。
 戦記モノ…死の一歩手前の戦闘とか、国や信じるもののために命を賭けて戦うとか、とても憧れるものがあります。
 いつか、そんな壮大なキャンペーンのマスターをやってみたいと思っています。問題は、いつになるかわからないところですが。てへ。

 今までキャンペーンといえば、アリアンロッドの公式シナリオ「ファーストクエスト」くらいしかGM経験がありません。完全自作のキャンペーンとかやってみたい、とは思ってますが、なかなか踏み切れないモノです。修行あるのみ。

とりあえず、次回のN◎VAのキャストを作ろう。
【2005.11.08 Tuesday 15:42】 author : Nene-Key | 雑記 | comments(2) | trackbacks(0) |
潜入!芝浦工業大学RPG同好会様
 /N◎VA様で告知していた芝浦工業大学RPG同好会様へ予告もなく単独潜入してきました〜。

 私はコミケには行かないので、N◎VAの同人シナリオは持っていません。ですが、やはり同人シナリオというものが気になる(シナリオの内容や体裁)ので学園祭なら…と軽い気持ちで買いに行ってみました。
 あわよくば体験セッションではぢめて他所&知り合い皆無でのセッションも体験しちゃおうという試みです(偉そうなコラムを書いていてナンですが、TRPG始めて6年。実はコンベ等に行ったことがなく、内輪でしかプレイしていませんでした)

 というわけで潜入に成功。
 SSSS、部誌、IBSSを全て購入しつつ、セッションにも参加させてもらいました。
 シナリオ集は体裁も結構揃っていてイラストもかっこいい。シナリオの内容は、PLでプレイすることを夢見て読んでいません。
 体験セッションはSWをプレイしました。内容はシンプルな盗賊退治だったのですが、盗賊達のキャラがおもしろく、PL達もノリよくプレイできたと思います。結構笑いも取れたし、自分も含めて皆さんで大いに楽しめたセッションでした。

 /N◎VA様の天色在人さん、m&mさん、アイス・ブラッドさんにも会えましたし、充実した一日でした。

 そんなわけで、一つ大人になったNene-Keyでした(ドコガ
【2005.11.03 Thursday 21:01】 author : Nene-Key | 雑記 | comments(4) | trackbacks(1) |
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