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雑記、TRPGについての徒然なるコラム
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【2009.01.02 Friday 】 author : スポンサードリンク | - | - | - |
【TPRG雑記】箱庭と道路とレール −シナリオいろいろ−
 ブログの更新が微妙に滞ってしまい申し訳ありません。ただいま管理人は、何か書こうと思ってPCに向かったとたん頭が真っ白になり、いつの間にかマビノギをプレイしているという世にも奇妙な病気にかかっておりますゆえ……

 さて、井上(仮)さんのGM日記を読んでいて、一本道なシナリオというお題を見つけました。
基本的に私は面白ければ何だっていいわけですが(それもどうかと思う)、自分がGMをする時にはやはりPL達を楽しませたいと思うわけで、こういうお題を見るといろいろ考えさせられます。

 一本道シナリオとそうじゃないシナリオは何が違うのか。私が考えるに、一本道シナリオというのは、PCやPL達に選択肢が無い、もしくは、選択肢を感じさせないということです。例えば、終始GMの一人語りが続いたり、PC達のアクションに対しての反応が無かったりすることです。極論すれば、PCがいなくても進んでしまいます。

 一本道シナリオというのは、例えてみれば電車のレールに例えることができます。目的の駅(シナリオのエンディング)に向けて発射し、毎回、同じ駅に止まり、規定の停車時間が過ぎたら発射(順序が守られ、必ずイベントが起き、結果はいつも同じ)、そして決まった時刻に目的の駅に着く(エンディングを迎える)。
たとえ、乗客が駅で乗り降りしなくても電車は必ず駅で止まります。PCがイベントに遭遇する必然性がなくても、理由がわからなくても、とりあえずイベントは発生し、セッションは終了するわけです。
 このように書くと、一本道シナリオは悪い点ばかりに見えますが、実はそうでもありません。電車は融通が利かない代わりに、かなり正確で安定した運行が望めます。セッションに例えると、停滞が起きにくく、スムースで安定したセッションとなります。ですが、それならば小説や漫画、コンピューターゲームだってあるのですから、TRPGの醍醐味や楽しさは味わいきれないと思われます。

 そこで、一本道シナリオに融通とある程度の自由度を与え、目的に向かって大筋に沿って進むものの、過程はPCの行動によって異なるようなシナリオが、現在市販のシナリオで主流のシナリオタイプとなっています。
 話の大筋があり、途中のイベントや情報も設定されていますが、PC達がどう動くのかを細かく縛るようなことはしません。イベントは順番が入れ替わることもありますし、情報も順次手に入れていかなくてもよいことが多いのです。また、このタイプのシナリオは多くの場合、話の大筋は王道を踏襲したものが多く、先がある程度読めるような作りになっています。あえて先読みさせることで、PC達が話の大筋から大幅に外れる、あるいはシナリオを破壊するような行動を抑制するとともに、達成する目的と話の大筋がわかっているため、PC達は好みの過程を通して話を進めていくことができるようになるという効果があります。
 このタイプのシナリオは、例えるなら道路です。目的地が決まっていれば、大体の通り道を予想することができます。また、途中で寄り道することも出来ますし、近道や遠回りもできます。

 さらに自由度を高めると、箱庭シナリオと呼ばれるシナリオタイプになります。これは、NPCやその舞台、そこで起きる事件(PCが解決する事件)を決め、PCの行動に対してNPCや事件を動かしていくシナリオです。まさに、箱庭の中でPCやNPCは生きていて、それぞれの行動が影響を及ぼしあうのです。これは、PCの行動がシナリオの進行に非常に影響を持つため、自由度は非常に高くなります。その反面、PC達の行動の選択肢が非常に多いため、PC達が逆に何をしたらよいか途方にくれてしまう危険性があることと、PCの行動の選択肢に「結果として意味の無い行動」が増えること。それに、時間がそれなりにかかってしまうという欠点もあります。
また、GMの技量もかなり必要とされます。なぜ、今このNPCはこの場所にいて事件を起こすのか、PCの行動に対してそれぞれのNPCが取る行動はどうするか、事件はどのように進行し、解決するのか……こういった様々な要素を管理する必要があるからです。

 私は最終的に箱庭シナリオを自由自在に操れるようなGMになるのが理想なんですが、今のところはせいぜい一本道シナリオにちょっとした自由度をくっつけるぐらいです。箱庭シナリオは面白さは群を抜いていると思うのですが、いかんせん敷居が高いです。また、市販のシナリオにもそういうシナリオは殆どありません。選択肢が多すぎて紙面に書ききれないという理由もありますが、なにより、記述されたシナリオを元にGMやPLが楽しくプレイできるという保障がいまいちとれないから、という理由もありそうです。また、箱庭シナリオでも、PLが慣れていると自分で道筋を立てて事件を解決していくため、最近主流のシナリオのようにあたかも話の大筋を読んでプレイしているようにプレイできます。

そこらへんの事情を考えると、GMやPLの負担を減らした上で楽しく遊べる最近の市販のシナリオは、かなり優れていると言えるのかも知れませんね。
【2006.01.20 Friday 21:10】 author : Nene-Key | TRPG | comments(0) | trackbacks(0) |
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【2009.01.02 Friday 21:10】 author : スポンサードリンク | - | - | - |
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